【コンセプト型宿泊施設事例】 神楽坂の“演奏できるホテル”差別化が導いたADR25,000円の価値創造
単なる宿泊施設ではなく、「目的を持って選ばれる空間」へ。
今回ご紹介するのは、東京・神楽坂にある商業ビルを“ピアノが弾けるホテル”へとリブランディングし、周辺相場を大きく上回る単価での集客を実現した事例です。
目次
商業ビルを“演奏できるホテル”へ再構築
このプロジェクトは、神楽坂に位置する商業ビルを防音リフォームし、音楽を楽しむ富裕層向けホテルへと再設計したことから始まりました。
建物そのものに明確なコンセプトを与え、UBIQSが施設ブランディングからインテリア・機材導入・ターゲティングまでを一貫して手がけました。
設備投資の内容
- 音響設計に基づいた本格的な音響設備
- グランドピアノの常設
これにより、“ただ泊まるだけではない”、「演奏という体験を目的に訪れる宿泊施設」としての差別化が完成しました。
高稼働率よりも「高単価×体験価値」を追求
本物件では、一般的な民泊やホテル運用で求められるような稼働率重視の集客戦略はあえて採用していません。
ターゲットとしたのは、欧米や東南アジアの富裕層・音楽愛好家層。彼らにとって、静寂な街・神楽坂の中で「誰にも気兼ねなく演奏できる滞在先」は非常に希少価値が高く、価格ではなく“体験価値”が選ばれる決め手となります。
その結果として
近隣同規模物件がADR（平均宿泊単価）17,000円前後で推移する中、当施設はADR 25,000円超での安定的な集客に成功。
閑散期であっても価格を下げずに“選ばれるホテル”として、利益率の高い運営モデルを実現しています。
投資価値を左右するのは、「どんな空間か」ではなく「なぜ選ばれるか」
収益物件の価値は、利回りだけでは測れません。
市場にない“目的性のある滞在”をつくることで、価格競争から脱却し、安定した高単価での運営が可能になります。
UBIQSでは、旅館業取得や家具設置といった物理的な準備だけでなく、物件コンセプトの設計、ブランディング、撮影、販路戦略までを含めた包括的支援を行っています。
「宿泊施設」という常識を超えたブランディングを
- 高稼働よりも高単価を重視した運用戦略を検討している
- 差別化された施設設計により、売却時の資産価値を高めたい
- インバウンド富裕層に向けた物件づくりをしてみたい
そんなオーナー様に、UBIQSは最適なプランをご提案できます。
間取り、立地から“収益性のあるコンセプト設計”をご提案可能です。
旅館業法改正施行に対して最短で無人ホテル営業許可を取得。
業界で最も長い歴史を持つ無人ホテル運営のパイオニアとして、他社にはない深い知見と経験を蓄積してきました。
開業支援事業では
業界最古の開業実績から培われた独自のノウハウと技術で、「開業できない」と言われる難関物件の運営をも実現。
他社が諦める物件でも、最大収益の可能性を見出すことを強みとしております。
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