UBIQS 取締役CTO 青木耕平インタビュー
目次
Profile
- 名前:青木耕平(あおきこうへい)
- 職位:取締役
- キャッチコピー:ビジネス・ライフ・ハーモニー
- 趣味:株式公開企業の短信や決算発表を読むこと、マクロ経済
- 愛読書:六法全書
- 座右の銘:常識とは人生で培われた偏見である
多様性が生み出す組織の力
UBIQSの最大の特徴について尋ねると、青木取締役は「働いているスタッフ全員です」と即答しました。
同業種から全く異なる業種まで、幅広いバックグラウンドを持つ人材が続々と参画しているといいます。
「経営陣としても、知らない知識やトレンドを聞けて非常に勉強になります。」
チームとファミリー、そして切磋琢磨の場として
「会社は、チームであり、ファミリーであり、仲間と切磋琢磨する場です」と語る青木取締役。
社員からどのように思われたいかという質問には「自由に思って頂いて大丈夫です」と、率直な回答が返ってきました。
コロナ危機を乗り越えて
経営における最大のピンチだったコロナ禍。
売上が完全に停止する中、様々な施策を展開しました。
「インテリアデザインの外注や広告代理店業で売上を立て、コスト面では社員の給料は下げずに役員報酬を減らすなどの対応を行いました」
そして、コロナ収束前に大胆な事業拡大を決断。その結果、売上10億円という大きな節目を達成しました。
「次は、信頼される宿泊業者として事業拡大し、100億円に到達した時に達成感を感じるのかもしれません」
UBIQSらしさとは
日常業務の中でUBIQSらしさを感じる瞬間について、「各方面に協力的である時です」と語る青木取締役。
「御礼に服やお菓子を貰うことが多い」というエピソードからは、ステークホルダーとの良好な関係性が垣間見えます。
人材育成への取り組み
「社員の子達の成長を実感した時」が最大のやりがいだと語る青木取締役。
その想いは具体的な制度にも反映されています。
「一定以上の成果を上げた社員のみが、外部主催の1人数十万円する経営者合宿に、無料で参加できます」
未来への挑戦
今後の目標について、「無人ホテルや民泊でありながら、既存のホテルさん達と同じRevPAR (1室あたりの収益額) まで上げること」を掲げています。
さらに、業界全体の発展も視野に入れています。
「無人ホテルや民泊業界全体のビジネスリテラシーを上げることが重要です。専業の企業単位で取り組んでいる会社が少なく、儲かるというだけで安全面を怠る企業や個人が散見されるからです」
その実現に向けて、「コロナ前に行なっていた官民での意見交換を再開し、行政側から現場の実情に合せた指導を行なってもらえるような体制を構築したい」と具体的なビジョンを示します。
社員への期待
「社員の皆さんには、成長することを諦めずに取り組んでもらいたいです」
この言葉には、「限界のない価値創造へ」というUBIQSの理念と、「諦めないこと」を大切にする青木取締役の経営哲学が凝縮されています。
常識にとらわれず、成長を続けることで、どこにでもある空間にどこにもない価値を創造していく。
それがUBIQSの目指す未来です。