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2025.06.10 2025.06.10

UBIQS 人事部次長 山田大貴インタビュー

UBIQS 人事部次長 山田大貴インタビュー

Profile

  • 名前:山田大貴(やまだだいき)
  • 職位:次長(人事部採用担当)
  • キャッチコピー:現状維持は衰退
  • 趣味:ウイスキーの知識を深めること

キャリアの転換点

大手企業からベンチャー企業への転身。
「当時自分のキャリアでベンチャーで歩む必要性を感じて入社しました」と山田次長は振り返ります。
UBIQSについては「良い意味で多くのマニュアルやルールが存在していない会社で、その分状況に合わせて柔軟に行動ができる点が魅力」だったといいます。

0から1を創る挑戦

入社後は、オペレーション事業部で撮影スタジオ貸のオーナー開拓やカスタマーサポートを担当。
アフターコロナの事業拡大期に人事部門への異動を経験します。

「UBIQSの人事としての0→1を作ること」。これが山田次長にとって最大の挑戦でした。「社内で初めて人事のポストが生まれた際に、ひとり人事として自身が担当させていただいた」と当時を振り返ります。

「自分が会社の人事を全うするんだ」という強い使命感のもと、「誰かのせいにするのではなく『自分だったらどうするか』と自分にベクトルを向けて業務にあたる大事さ」を学んだといいます。

人事部の新たな挑戦

最近、複数名体制となった人事部では、チームの基盤づくりに注力。
「メンバーの主体性を重んじている」という山田次長の姿勢は、UBIQSの「本人の『やってみたい』という姿勢を会社として背中を押すカルチャー」とも合致しています。

UBIQSならではの採用スタイル

「リファラル採用が活発」なことをUBIQSの特徴として挙げる山田次長。
「リファラル採用は知人を紹介するスタッフ自身がまずUBIQSに働き甲斐を感じていないと生まれない話ですし、紹介を受けた人もそのスタッフに信頼を寄せていないとなかなか話が進まない。UBIQSは入社された方から自然と『知人をUBIQSに紹介してみたい』という話が出る」というこの特徴は、会社の魅力を如実に表しているといえるでしょう。

コロナ危機を乗り越えた柔軟性

最大の困難だったコロナ禍。
「部署の垣根を越えてそれぞれのメンバーがやれることをやる。決して宿泊業だけに固執することなく、コロナ禍だからこそニーズがあるビジネスに視点を合わせてUBIQSの強みと掛け合わせた事業を作る」という柔軟な対応で乗り切りました。

この経験は「まずやってみる」というチャレンジ精神の醸成にもつながったといいます。「入社前まではどちらかというと『じっくり考えて行動に移す』タイプでしたが、結局行動・アウトプットを起こさないと結果には繋がらない」という気づきを得たとのことです。

人材開発への新たなビジョン

今後の目標として、人材開発の強化を掲げる山田次長。
「今は人事として『採用』にウエイトをおいて日々活動しておりますが、今後採用人数も増える予定で、特に若手スタッフが増える見込み」だといいます。

「宿泊業界の中でのリクルートやサイバーエージェントのような立ち位置の会社になり、若手からスピーディーにキャリア開発ができる、汎用性のあるキャリアが築ける会社という位置づけを確立していきたい」という明確なビジョンを示します。

カルチャーの言語化へ

事業規模の拡大に伴い、新たな課題も見えてきています。
「これまでのUBIQSは少人数で業務に向き合っていたので、自然とスタッフ間のコミュニケーションも密に行われていました」が、今後はスタッフの増加に伴い、「様々なバックグラウンドや志向性を持つ方が増え、チームとして目指すべき方向性を明確に示してあげることがより求められる」と山田次長。

「スタッフが個人的にも、スタッフ同士でも壁にあたった際に、立ち返れる指標」として、「『でもUBIQSって会社としては○○を大事にしているよね』という形での指標」を言語化することを目指しています。

「やっぱり一緒に働くメンバーの成長や変化が見られた時」にやりがいを感じるという山田次長。

その想いは、これからのUBIQSの人材育成の礎となっていくことでしょう。